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梅雨明け
広島市ではどうやら梅雨明けした模様
本格的に暑くなりそうですι(´Д`υ)アツィー
エアコンのや冷却水またタイヤの点検はお済でしょうか?
車には随所に消耗品と精密機器が用いられているため、1年中いつでも故障する可能性はあります。しかし、その中でも夏場に起こりやすい故障・トラブルとしては以下のものが挙げられます。
①タイヤの故障
②バッテリーのトラブル
③エアコンの不調
④室内温度上昇に伴うトラブル
⑤オーバーヒート
タイヤのパンク・バーストが発生する原因と対処法
タイヤは分厚く、丈夫で柔軟性に富む特殊なゴムでできていますが、熱によって変質・劣化しやすく、強度や柔軟性がどうしても低下します。
そして、真夏の時期は接地する道路のアスファルトなども高温になる上、タイヤ内部の空気も熱で膨張し空気圧が高まり、さらに摩擦熱も加わるため、パンク・バーストが発生しやすくなります。パンクして完全に空気が抜けたり、バーストしたりした場合は、そのまま走行すると事故につながりかねません。そのため、まずは慌てずに安全な場所に車を停車し、JAFやロードサービスなどのプロに救援を依頼するのが安全です。
バッテリー上がり&発電・充電系統の故障が起こる原因と対処法
夏場にバッテリー上がりが増加する最大の原因は、エアコンのフル稼働などで消費する総電力が増えてしまうことにあります。
バッテリー上がりが起こった場合、ブースターケーブルがあって他車の協力を仰げるなら、他の車から電気を一時的に分けてもらう「ジャンピング」で対処することもできます。
エアコンの効きが悪い・効かない原因と対処法
エアコンが故障する原因は、症状と同じように多岐にわたります。その中でも主に挙げられるのが、以下の内容です。
・エアコンガスやオイルの不足
・エアコンコンプレッサーの不具合
・スイッチの接触不良、ヒューズ切れ、リレーの不良
・エアコンベルトの断絶
・エアコンフィルターの詰まり・汚れ
・ブロアファンの故障
いずれの場合も素人がその場で復旧することは困難なため、ディーラーや修理工場などに点検・修理・改善を依頼しましょう。
オーバーヒートが起こる原因と対処法
オーバーヒートの原因として、夏場のロングドライブなどでエンジンの温度が想定以上に上昇したにも関わらず、以下で示す冷却・熱放出・温度感知&制御、及び摩擦熱の軽減機能がうまく働いていなかったことが考えられます。
・冷却水不足・漏れ
・ウォーターポンプやファンの作動不良
・各種センサー&サーモスタットの不具合
原因が何であれ、オーバーヒートが発生した場合は、エンジンが完全に冷めるまで触れずに待つのが、被害を最小限に食い止める最善の対処法となるでしょう。
なお、気をつけたいのが、エンジンが冷めて何事もなかったように走行できた場合です。原因を究明し、しかるべき修理・整備をしないとすぐに再発する可能性があるため、症状が出た時は必ず整備工場などで点検を受けるようにしましょう。