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懐かしい車

3月25日 木曜日。

いつものように、早起きして、オークション会場に仕入れのために行ってきました。

コロナのせいで、上質な車は都会のオークション会場に流れるみたいで、

地方のオークション会場は、若干活気が落ちてるようにも思えます。

それでも、お店で頑張ってくれてる社員のために、目を皿のようにして下見をして、

少しでも売りやすい車を仕入れてくるのが私の仕事です。

 

そんなオークション会場では、ごく稀に、面白くてレアな車に出会うこともあります。

写真の車をご存じの方は、かなりの車好きですね。

昭和54年式のサバンナRX-7です。

サバンナと名前が付く車種の二代目です。

今の軽自動車と変わらないくらいの軽量ボディーに、名機と言われた12Aロータリーエンジンを搭載したスポーツカー。

前後の重量バランスを限りなく50対50にするために、コンパクトなロータリーエンジンを

バルクヘッド側に思い切り寄せて搭載してました。

それでも大人4人が乗れるようになってるのがすごいですね!

無限に回るのでは?と勘違いするくらいレッドゾーンまで一気に吹け上がるロータリーエンジンは

オーバーレブを防ぐために、レッドゾーンになると「ビ~~ッ」てブザーが鳴ってました。

今の車みたいに、コンピューター制御じゃないからこその、面白い機能です。

そういえば、100km/hを超えると「キンコンキンコン」て鳴る機能も

いつの間にかなくなりましたね。

 

こんな新車当時のままのフルオリジナルのRX-7なんて、お目にかかれるものじゃありません。

会社の金で仕入れるんだから、勝手に買っちゃえ!!とも思いましたが、さすがに愛社精神がそれを拒みました(苦笑)

でも、もしかしたら数週間後に、更にピッカピカになって オートザム呉東店の中に飾ってるかもしれません。

 

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