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大雨と雨漏り
梅雨明け宣言前には、梅雨の最後っ屁てきな大雨が降ります。
温暖化が進んでるせいなのか?
今年は、大雨による車両の完遂被害の修理と、豪雨による雨漏り修理が入りました。
雨漏りしたのは、サンルーフ付きの車です。
サンルーフの雨漏りの原因は、ほとんどの場合が、排水のための管が目詰まりすることによる「オーバーフロー」
サンルーフ付きの車には、フロント側の左右に、水抜き穴があります。
可動するサンルーフは、そのままでの防水処置は出来ません。(動くから)
ホコリや砂などは、雨とともに水抜き穴を通り、水抜きの管を通り、車体の下から車外へ抜けていきます。
この通路のどこかで目詰まりを起こした場合、抜けきれなかった雨水は室内に入り込みます。
大雨の時に、知らない間に、フロアマットがびちゃんこ!なんとことになるんです。
さて、こうなると、後が大変。水抜き管の目詰まりを直しても、室内に貯まった水は簡単には抜けません。
自然乾燥なんかに頼ってると、室内が腐った水の臭いでえらいことになります。
フロアカーペットには防振防音用に厚めのスポンジが付いてるから、いつまでも乾きません。
対処法は一つだけ! 写真のように・・・
シートから何から、全部取っ払って、フロアカーペットの下の水を取ります。
スポンジ部分にしみ込んだ水も、手間暇かけて吸い取ります。
そして、この状態で乾燥。 エアコンかけての除湿もします。
最期に全部もとに戻して完了です。
時間も手間も金額もかかる水漏れ修理です。(1週間くらいのお預かりで、4~5万円から)
防止策のひとつとして、たまには排水穴や排水ホースを掃除するに限りますね。
費用は10000円くらいです。
特に年式が古いサンルーフ付きの車なら、転ばぬ先の杖と思って施工しましょう♪