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アイスバーン

アイスバーンとは

凍結した路面の事を総称してアイスバーンと言います。
雪が降ったり雨が降ったりして、水分が路面にたまり気温の低下とともに凍った状態ですね。
スキー場の雪の状態が凍っていた場合でもアイスバーンと呼ぶ時があります。

 

圧雪アイスバーン


これは、アイスバーンの中でも路面に降り積もった雪が、通行車両の重みで推し固められてできた状態のアイスバーンの事を指します。
見た目は、一見雪が積もっているように白く見えますが、推し固められているので滑りやすく危険です。
個の状態でも滑りやすいのですが、その固まった雪が昼間の太陽光で少し融けて、夜に再び凍る事を繰り返すととっても硬い氷になってしまうのです。

ミラーバーン


これは、走行している車のタイヤや車体の熱で一旦表面が溶けて、またすぐに固まることを繰り返す事によってできるアイスバーンの事ですね。
表面はピカピカ鏡のように光っているのでその名前が付きました。
タイヤの摩耗熱や車両の熱で溶けるので、交差点などによく見られる現象です。
こうなると、高性能なスタッドレスタイヤを履いていても、滑ってしまいます。
ただ、滑る距離や滑り方はタイヤによって変わってくるので、より凍結路に強いタイヤがいいでしょう。
特に交差点で止まりたい時に、止まりにくくなるので事故にもつながりやすいとっても危険なアイスバーンなのです。

ブラックアイスバーン


これは、一見普通の濡れた路面に見えても表面が凍っているアイスバーンの事を言います。
前日に雨が降って、一気に気温が下がりその雨が凍ってしまう事によってできるアイスバーンなんですね。
見た目は普通の雨の日のアスファルトの様なので、凍っている事に気付きにくくそのままのスピードで進入してしまい滑るパターンが多いのです
表面が濡れたアスファルトに見える事から、ブラックアイスバーンと呼ばれているんですね。
圧雪アイスバーンやミラーバーンは、表面が凍っているのがわかるので、誰でも慎重に運転しますよね。
でも、ブラックアイスバーンは一見凍っていないように見えてしまうので、気付かないうちに氷の上に乗ってしまい滑るので、さらに焦ってアクセルやブレーキを強く踏んでしまいよりスリップしてしまうのです。

 

アイスバーンはどのように運転したらよい

危険な凍結路を避けて運転することは、できないでしょう。

そしたら、アイスバーンを走行するときに気を付けたいこととは何でしょう。

大きく⑤つあります。

①スピードを抑える。

スピードがでれば出るほど、滑る距離も長くなってしまいます。
凍結してそうな路面の場合は、まわりの車が早くてもスピードを抑えて運転しましょう。

いつもよりゆっくりです。

②車間距離をあける。

前の車との距離が近いと、滑りだしたときに止まり切れずぶつかってしまう事があります。
そうならない為にも、車間距離をあけるようにしましょう。

やり過ぎるぐらいがちょうどいいかもしれません。

③急ブレーキをしない。

急ブレーキは一番滑る原因になります。
最近の車はABSが付いているので、ましになりましがそれでも急ブレーキは滑りやすいのです。
少し前から、ゆっくり優しいブレーキを心掛けましょう。

④スタッドレスだからと言って過信しない。

先ほどもありましたように、スタッドレスタイヤっでも滑ります。
アイスバーンに強いと謳って販売してるスタッドレスタイヤでも少なからず滑ります。
よいスタッドレスを履いてるからと言って過信しないようにしましょう。

⑤無駄な動きはしない。

凍結路では、あまり車線変更を繰り返したり氷を避けて走るような事はしまいようにしましょう。
横向きの力が加わるとスピンをしやすくなります。
車線変更でハンドルをきった時にスピンすることもよくあるので、必要以上には無駄な動きはやめましょう。

以上がアイスバーンを走る時の注意点です。

とにかく、急のつく運転を避ける事が重要です。

急ブレーキ・急発進・急ハンドル

焦った時ほど冷静に落ち着いて運転しましょう。

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