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ロータリーエンジン
地元「広島」と言えば お好み焼き! もみじ饅頭! 安芸の宮島!
そして、今年も、頑張りが空回りの広島カープ(汗)
さて、この業界的には、やはり「マツダ」ですね。
クリーンディーゼルもあれば、スカイアクティブエンジンも。
マニアの好奇心をくすぐるいろんな技術がありますが、
何と言っても「ロータリーエンジン」ですよね~♪
現在は、生産中止になってるロータリーエンジン。
その昔、唯一、一般の大衆車でロータリーエンジンを乗せたのが
世界でマツダだけです。
まさに、「モーターのような吹け上がり」と形容されるように、
ストレスなく一気にレッドゾーンまで回ります。
昔は、オーバーレブ防止のために、ブザーを鳴らす設定なんてのもありました。
燃費は悪くとも、このエンジンフィールに魅了されたユーザーもたくさんいらっしゃいます。
そんなロータリーエンジンも、最後の搭載車種「RX-8」が生産終了になり、もう10年です。
走行の少ない個体もどんどん減っていき、現在は走行10万キロをこえる中古車もたくさん流通しております。
さて、そんなRX-8ですが、今回、当社が仕入れてきたのは、11万キロを越えたEタイプです。
ネットに掲載した翌日には、お客様が来店されました。
お客様も、ネットなどでいろいろ勉強されたようで、ピンポイントのご質問(汗)
その中で一番気になるのが、エンジンの圧縮比でしょう。
後期モデルは、セルモーターが強化品となり、エンジン始動が困難!なんてトラブルは減りましたが、
レシプロエンジンと同じく、圧縮比の低下は、エンジン出力の低下にもつながります。
ロータリーは、圧縮比は7.0以上は欲しいところです。
今回は、久しぶりに圧縮比の測定をしてもらいました。
NO1ローター、NO2ローターともに平均7.5ありました♪
この状態をキープするためには、エンジン添加剤や、交換するオイルのチョイス。
そして一番は、きれいにカーボンを燃やすように、気持ちよくエンジンを吹かして走ること!
写真のRX-8は、新しいオーナー様のもとへ嫁いでいくことが決定しました。
現在ロータリーの車に乗られてる方は、愛車の健康診断で、一度圧縮比を測定するのもいいかもしれませんね。
絶版エンジンのロータリー。 家族の反対もなんのその!
是非、末永く乗って頂きたいと思います。