燃料タンクの不具合でリコールの届け出があったのは、スズキの「アルト」や「ワゴンR」マツダの「キャロル」など7車種で平成26年12月から平成31年4月までに製造されたおよそ76万9000台です。
これらでは、燃料が実際の残量より多く表示され、警告灯が点灯せずに燃料がなくなり、エンストするおそれがあるということです。
2020年11月19日 16時42分
自動車メーカーのスズキは、燃料タンクとヘッドランプの不具合で「アルト」など9車種で、105万台のリコールを国土交通省に届け出ました。
燃料タンクの不具合でリコールの届け出があったのは、スズキの「アルト」や「ワゴンR」マツダの「キャロル」など7車種で平成26年12月から平成31年4月までに製造されたおよそ76万9000台です。
これらでは、燃料が実際の残量より多く表示され、警告灯が点灯せずに燃料がなくなり、エンストするおそれがあるということです。
また、ヘッドランプの不具合では、スズキの「ハスラー」や「アルト ラパン」など3車種で平成25年12月から平成30年8月までに製造されたおよそ34万3000台です。
これらではヘッドランプが点灯しなくなるおそれがあるということです。
国土交通省によりますと2つのリコールを合わせると9車種105万台になります。
また、リコールとは異なり保安基準上の問題はありませんがトランクのドアを改善する必要があるとして、「ハスラー」など2車種およそ31万台を届け出ました。
スズキは、20日から対象となる人にメールなどで通知し、全国の販売店で無料で修理に応じるということです。