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お知らせ

タイミングベルトの交換は重要です!!

H10年式のアリストが車検で入庫されました。走行が10万KMを超えており、ラジエーターもアッパータンク(樹脂部分)から冷却水が滲んでおり、立会い説明をするにあたってお客様は、高速道路を利用して遠出する機会が頻繁にあり、安心して長くこの車両に乗りたいとおっしゃったので、この際車検整備と平行して、タイミングベルト交換と、ラジエーターのアッパータンク修理(樹脂部分の交換)の提案をさせて頂きました。タイミングベルトは、エンジンのカムシャフトとクランクシャフトを、つなぐ大切な部品です。この部品が万が一劣化のため切れてしまうと、エンジンが止まってしまいます。メーカーが言う交換時期は、10万KMです。古いタイミングベルトを確認すると、亀裂がたくさんありました。本当に私自身、安心しました。ゴム部品なので、劣化は免れないため、長く乗られるお客様は、タイミングベルト以外でも、定期交換部品は早めに交換をお勧めします。タイミングベルト交換時に付随部品として、タイミングベルトの張りを調整するテンショナー、シール類、ウォーターポンプなどあるのですが、今回は予算の関係で、シール類、ウォーターポンプは省略させて頂きました。ウォーターポンプは、一年点検で実施おすすめですね。ラジエーターは、エンジンを冷やす冷却水をためておくタンクで、本体はアルミ製で網状になっており、走行風でエンジンで熱せられた冷却水を冷やしてあげます。このタンクの上側と下側は、樹脂により構成されています。今回は、上側の樹脂部分を修理(交換)させて頂きました。ラジエターは高温にさらされるため、熱が上へ上へと上昇するため、上側のタンクは劣化しやすいのです。オーバーヒート防止のためにも、ラジエーターも10万KMで点検は重要ですね。これで目指せ20KMですね。!!!