この画面中央の奥まったところにあるオルタネーター（交流発電機）がダメになって
レッカーでの入庫となった、お客様。
「いやぁ　少し前から音が出ていてね　持ってこようと思いながらズルズルと乗っていたら　止まったわ」　とおっしゃられていましたが　「エンジンからの異音は、結構やばいことが多いので今度からは早めに電話をくださるか、ご入庫お願いします。」ってな会話をしながらの点検を行うと　発電機のベアリングがダメになっていて音が出ていました。
また、発電量も7.3Vとかなり低めだったので　リビルドの発電機と交換するようにしました。

あれこれ外して、とりあえず本体が見えるようになりました。
発電機を固定している上下のボルトを外して
ごっそり取り出します。

まるでパズル。
発電機の向きをあちこち変えながら
エアコンとかのホースに傷をつけたり無理をさせたりしないように気を付けて取り出します。

難産の末、無事に取り出しました。
左側が今回ダメになった発電機です。
外してあらためて見ると　プーリーの部分にあるワンウェイクラッチも固着していました。

元位置に逆の手順で入れ込んでいってきちんと上下を固定して
ハーネス類も元に戻していきます。

ベルトを新品にして　エンジン始動
ベルトの振れがないかどうか？　きちんと発電されているか？　確認して問題なければ終了です。
皆様もエンジンからの異音等ありましたらご注意ください。

対象車両情報

メーカー・ブランド	マツダ
車種	アクセラ