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お知らせ

スバル サンバー VB (LE-TV1)の車検整備(F/ブレーキキャリパーオーバーホール、エンジン不調修理)

どうも こんにちは!
このお盆前から、雨が続いています。全国的にも重大な被害が出ていますので、
皆様、怪我にはくれぐれも気をつけていただき、命を守る行動がとても大事だと思います。
被害がこれ以上増えないことを祈っております。
スバル サンバーVB (LE-TV1)の車検のお客様が
ご来店されました。(平成19年式)
当店リピーター様で、走行は81000キロです。
純スバル製のサンバーです。
4気筒なので、静かでスムーズで、パワフルです!
今は、ダイハツのアトレーのOEM車となっています。
かくかくしたボクシーなデザインです。
男らしい 仕事の車って感じですね!
さて、早速サクサクっと作業開始します。
先ず気づいた箇所は、エンジンの吹き上がりが悪い(一気筒火花が打っていない感じ)のと、ブレーキが固着して フロントタイヤの空転がスムーズに
しませんでした。(ブレーキの引きづり)
エンジン不調の方は、プラグコードの劣化でした。
新車時からのコードのようです。
別名 ハイテンションコードとも呼ばれ、強い火花を伝送する訳なので、
長く使用すると かなりの負荷が予想はされます。
一番のプラグコードがリークしていました。
ゴムの被膜の劣化で、火花が外へ漏れていました。
そのためエンジンを作動させてみると、バチバチと大きな音がして、
一番の火花が弱いため、不調をきたしていました。
4本とも交換させていただきました。
これですこぶるスムーズで、アクセルレスポンスがとても良くなりました。
信頼性のあるNGKにさせていただきました。
ブルーのコードが眩しいです!
カスタム感ありますね!!!
ブレーキの方は、キャリパーのピストンの動きが悪いため、固着しておりました。
新車からのオーバーホール履歴がないものと思われます。
分解してオーバーホールさせていただきました。
ブレーキローターも錆が多いため交換時期なのですが、今回は磨いての
研磨となりました。
キャリパーボディーの内部は、磨けば大丈夫そうですが、
ピストンはご覧の通り、かなりの錆がこびりついています。
これではスムーズな動きが出来なく、ブレーキが引きづりますね。
丹念に磨いて錆を限りなく落としていきます。
少しの錆は残ったのですが、使用可能なレベルにはなりました。
オーバーホールのキットになります。
キャリパー内部のOリング、ダストブーツ、スライドピンのダストブーツ、ブレーキホースのバンジョーOリング等のセットになります。
グリスをしっかりつけて、組んでいきます。

ブレーキパッドも消耗していましたので、この際交換させていただきました。
その後、ブレーキのエア抜き作業を実施して、完了致しました。
最後試運転をさせ頂き、エンジン不調も直り すこぶる快調、
アクセルレスポンス良好、ブレーキも引きづりなく とても良く効くように
なりました。
ブレーキタッチも気持ちの良いフィーリングになりました。
この瞬間が、整備をして良かったなと思います!

この純スバル製のサンバー、末永くお乗りして頂ければ幸いです!!!
U様、この度も当店 (株)ピットイン鯉城商事 速太郎呉店
へのご入庫誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

作業目安時間

2時間

対象車両情報

初年度登録年月 平成19年
メーカー・ブランド スバル
車種 サンバーバン
グレード VB
型式 TV1