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お知らせ

スズキ キャリイトラック クラシック (V-DC51T)のF/ブレーキローター、オルタネーターベルト交換 

スズキ キャリイトラック クラシック (V-DC51T)の修理のご入庫です。
先日車検のご入庫がありまして、F/ブレーキローターとオルタネーターのベルトの劣化があり、今後の交換をご提案させていただいておりました。
その後、お客様からの修理のご依頼がありまして、この度修理となりました。
平成10年式で、オドメーターは 77000キロです。
旧規格の軽自動車のため、今の軽のサイズより一回り小さなボディとなっています。
しかし、このサイズの方が田舎道には適しているような気がします。
こういう商用車は、このようにボディを小さくした方が使い勝手がいいと思うのですが・・・・・。

さて、前タイヤを外します。

よーく見てみると、このようにローターの表面(ブレーキパッドが当たる部分)は、錆が多く、でこぼこ、クレーターになっています。
これでは、ブレーキが効きにくいでしょう。
ここまでくると、研磨してもきれいにはなりません。

新品に交換させていただきました。
新旧比べると全然違います。
これで、ブレーキの効き具合、フィーリングのアップが期待できると思います。
社外品ですが、ブレーキでは信頼のおける、制研製のため安心です。
中には、社外品でも、メーカー不明の粗悪品がネットなどで出回っているみたいなので、注意が必要です。

組みつけました。
やはり新品は気持ちのいいものです。
ブレーキパッドも清掃、面取り、グリスアップさせていただきました。
キャリパーのスライドピンなども清掃、グリスアップしておきました。

次は、オルタネーターベルトの交換です。
荷台のエンジンフードを外します。

この車両は、エアコンがついていないため、ベルトはオルタネーター1本です。
男のエアコン無車です。(笑)
でも最近はエアコンは欲しいですね。
昔は、軽トラックに乗った麦わら帽子をかぶったおじいさんが、手動式のハンドルを回し、今日は暑いっすのう と良くあいさつを受けました。
きっとエアコンは付いていなかったのだと思います。
しかし、割り切って乗るのであれば、エアコンが付いていないと故障のリスクがなくなるため、利点もあります。

このように亀裂で劣化しています。
途中切れたら大変です。

交換させていただきました。
この型のキャリイトラックの整備は久しぶりでした。
台数はあまり見なくなりました。
最後、試運転、分解整備記録簿を作成して完了いたしました。
これからも、末永くお乗りしていただければと思います。
S様、この度も 当店 (株)ピットイン鯉城商事 速太郎 呉店 への整備のご入庫誠にありがとうございました。

作業目安時間

30分

対象車両情報

初年度登録年月 平成10年
メーカー・ブランド スズキ
車種 キャリイトラック
グレード クラシック
型式 DC51T